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經津主神と太玉神

 神様事典【名古屋編】經津主神を全面的に書き直した(11月9日)。
 武甕槌神の陰に隠れて地味な存在だけど、太玉との関係性を考えたとき、その存在は別の意味を持ってくる。
 經津主神イコール太玉という発想は普通は思いつかないと思うけど、検討してみるといろいろ符合することがあって、あり得る話だなと思うに至った。
 では、どうして『日本書紀』は別人として描いたのかということになるけど、『古事記』がまったく書いていないことからすると、『日本書紀』の創作上の人物像という見方もできる。
 国譲りにはフツノミタマ剣が必要で、經津主神というのはその剣の人格神として作り出されたということかもしれない。
 ただ、そうなるとフツノミタマ剣と太玉との関係はどうなんだということになり、想像はそこで行き詰まることになる。
 引き続き經津主神と太玉のことについては検討を続けていくことにする。

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